開發/Developer(s)/開発元:BANDAI NAMCO
推出日期/Release/発売日:2012年1月26日
平台/Platform(s)/対応ハード:PlayStation Vita
Tales of Innocence R はニンテンドーDS用RPG『Tales of Innocence』の「リ・イマジネーション」作品である。タイトルの「R / アール」は再構築の意味です。ストーリーはDS版から再構築され、フルボイス化やパーティキャラクターのコンウェイとキュキュやシナリオ、イベントの追加、マップやダンジョンの拡張が行われている。データの流用はなく、すべて組み直されている。オープニングテーマには新たにKOKIAの「New Day, New Life」が採用された。
システム
『テイルズ オブ ジ アビス』のFR-LMBSを改良した、DI-LMBS(ダイレクトインタラクション・リニアモーションバトルシステム)に変更された。エンカウント方式はシンボルエンカウントからランダムエンカウントに変更。
新たにレイヴシステムが導入された。プレイヤー側に有利な状況になる(攻撃を当てる、コンボを繋げるなどをする)とレイヴゲージが増加していき、溜まっているLvに応じて、セットしてあるステータスアップや経験値増加などのボーナスを得られる。逆に、不利な状況になる(攻撃を食らう、戦闘不能になる、状態異常になる)とゲージが減少してしまう。
敵が攻撃を受けているときに、強力な怒り攻撃をしてくるようになった。タイミングよくガードボタンを押すと反撃することが可能。成功すると行動が全てキャンセルされ、もう一度コンボを入れることが可能になるので、プレイヤー側が大幅に有利となる。
覚醒やインフィニティジャムはなくなり、オーバーリミッツを採用。発動すると行動がキャンセルされ状態異常が治り、セットしたアビリティに応じた効果が発動する。
画面下のキャラクターアイコンをタッチすると、セットしてある術技が発動可能。いわゆるショートカットに当たる。
カスタマイズ要素
スタイルが大幅に変更され、従来作のスキルと同様のシステムに変更された。AP(アビリティポイント)を消費してアビリティを手に入れ、CP(キャパシティポイント)の範囲内で付け替えることが出来る。武器のカスタマイズは採用されていない。
このほか、料理システムがアイテムとしての存在ではなく、従来作と同じ料理したものをその場で食べるというシステムに変更されている。また、敵を倒していくことで賞品を得られる「闘技場」、ステータスやキャラクターの見た目が変化する「称号」が追加されている。