遊戲簡介 / Introduction / 紹介
0STORY は、エニックスより発売された同社初のPlayStation 2用ゲームソフト。『ユーラシアエクスプレス殺人事件』同様、全編実写を特徴とする「シネマアクティブ」の第2弾である。
物語
交通事故で死亡した青年が、天界で天使に導かれ、愛を探すために霊となって地上へ降りる。リナという少女に出逢った主人公の霊は、6日間という限られた時間の中、リナと共に愛を探し続ける。真の愛を見つけることで奇跡を起こすために。
ゲームシステム
リナが主人公に抱く愛情の度合いが「愛情値」として設定されており、6日間の末に真のエンディングに辿り着くには、一定以上の愛情値が必要となる。主人公の行なえる主な操作は以下の通りで、この操作次第で愛情値が増減する。
1.会話選択
リナとの会話。会話内容次第で愛情値が増減する。また選択時間は制限があり、制限時間を過ぎると無言とみなされ、無言を繰り返すとゲームオーバーとなる。
2.行動選択
主人公が物を動かすなどの選択。その行為に対してリナが好意を持つか、不快に思うかにより愛情値が増減する。
3.アクションタイミング
リナがピンチに陥ったときなど、タイミングに合わせて操作することで霊の力で危機を脱することができる。失敗しても再挑戦できることもあるが、失敗を重ねると愛情値が減り、さらにリナが命の危険に晒されているような場面では、その時点でゲームオーバーとなる。
4.心の矢
主人公が天使に与えられたアイテム。これをリナに射ると、そのときのリナの心を読むこと、回想を見ること、心に想っている真の表情を見ることができる。ただし矢の本数には制限がある上、リナが知られたくない心を覗いてしまうと、愛情値は逆に減る結果となるので、乱射は禁物。
5.他人への憑依
相手が主人公に心を許しているときのみ、主人公は霊として相手に憑依することができる。ただし心を許している相手でも、無意識下では自分の本心を他人に覗かれることを抵抗しており、この「抵抗」に遭うと愛情値が減少。愛情値がゼロになるとゲームオーバーとなる。
6.ミニゲーム
他人に憑依しているときなど、リナと共に楽しむゲーム。ゲーム結果をリナがどう思うかにより、愛情値が増減する
